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そして現在… 「サンクチュアリ」編 執筆中{emj_d_0169}{emj_d_0162} 昭和30年代。西園寺家離れの別邸に使用人として雇われた津ノ山ナギは病気療養中の令嬢西園寺しづくの一切の世話を任される。しづくの病状は重く感染の怖れもある為ナギも館から一歩も表に出られない異様な仕事の内容であった。 だが足の弱いナギはそれを収容する。 病魔に侵されたしづくは右半身を痣に覆われ自分の世話をするナギの因果を嘲笑う。 しかしそんな彼女を前に共に生きる事を諭したナギにしづくは驚きやがて彼女に興味を覚える。 そんな嵐の夜。雷を恐れるナギの口から以前、男達に凌辱に遭った過去を知ったしづくはナギを抱きしめる。 いつしかお互いを慈しむようになった二人だったが過酷な運命は彼女達を翻弄する。 しづくの存在が重く感じた実父の謀により館は放火、二人はそのまま生き別れとなった…。
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