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チノちゃんと私!チノちゃん誕生日編! 私 「チノちゃん!誕生日おめでとおおおおおおおおお!!!!!!!!!」 チノ 「ありがとうございます」 私 「はいプレゼント!」 チノ 「…なんですかこれ」 私 「私に何でも命令できる権10枚だよ!」 チノ 「……」 私 「私お金ないからこういうのしか考えつかなかったの!何でも命令してチノちゃん!」 チノ 「結構です。お返しします」 私 「酷い!プレゼント返されるって中々ないよ!?そんなこと言わないで使ってチノちゃん!」 チノ 「では今後一切私に近寄らないでくださ」 私 「それはダメー!チノちゃん!?チノちゃんどうしたの!?なんでそんなに酷いこというの!?シンヤ泣いちゃうよ!?」 チノ 「…シンヤさん、一ついいですか」 私 「なになにチノちゃん」 チノ 「これを見てください」 私 「うん?あっ、これ全部チノちゃんへのプレゼント?チノちゃん凄いね!こんなにプレゼント貰えるなんて羨ましい!」 チノ 「ココアさんからはぬいぐるみ、リゼさんからはパズルを貰いました」 私 「いいなぁー。私もココアちゃんからぬいぐるみプレゼントされたいし、リゼちゃんからパズルプレゼントされたいよー!」 チノ 「それに比べてシンヤさんのプレゼントはなんですか?」 私 「だからー、お金がね」 チノ 「働けばいいじゃないですか。一日働くだけでもプレゼントは買えますよ」 私 「……」 チノ 「そんなに働くのが嫌ですか?私へのプレゼントを買うために働くのも嫌ですか?私のこと好きって言いながらもその程度の思いだったんですか?」 私 「違う!チノちゃんへの愛は本物だよ!」 チノ 「それがこの『私に何でも命令できる権10枚』ですか?私がこれを貰って喜ぶと思いましたか?」 私 「……」 チノ 「このプレゼントはシンヤさんが個人的に満足するだけであって、私のことなんか何も考えてないですよね?シンヤさんが私に尽くしたいだけであって、これを受け取る私の気持ちなんて考えてないですよね?」 私 「チノちゃん…ごめん」 チノ 「…言い過ぎました。すみません。けどもうやめてください」 私 「……」 チノ 「では帰ってください。プレゼントを買うお金がない人が喫茶店なんて寄れませんよね」 私 「…はい」 これじゃあバッドエンドなんで続きまーす!
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