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>>13 婆さんは肺がんで入院、死ぬ直前までずっと酸素マスクを付けてて、クーラーガンガンの部屋にいた。通りで寒いし喉も乾く感覚があるわけだ。 その言葉を聞いて母がワシ(婆さん)に水を飲ませた。 水を飲まして貰って『あ、ありがとう…』と言った。ワシ自身もかなり楽になった。 婆さんは自分が死んでも尚、息子(父)や母、孫(ワシの姉妹兄弟)の事を心配していたらしい。姉と電話したり、『アタシが居なくてもしっかりするんだよ〜』と言ってた。 あまり長く憑依するのは負担がかかるらしく休憩も入れながら最後まで婆さんの言葉を皆に伝えてあげた。 ワシの頭の中は真っ白だったしわけわからんままやってけど、何故かスラスラと言葉がでる。声色も婆さんぽかった。
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